星兼太(日本文理・ドラフト2015候補)の動画をチェック!
「ドラフト候補の、星兼太くんって、
どんなバッターなのかな?」
なんて疑問を、抱いてませんか?
前回の、高橋純平投手(県岐阜商)に続き、
今回ご紹介する、2015年のドラフト候補は、
新潟・日本文理高校の星兼太外野手。
中学時代から、日本代表として活躍し、
今も、プロのスカウトからの
注目を集めている、星くんの、
- 基本情報
- 動画チェック
- 今後の課題
それぞれについて、くわしく見ていきますよ^^
目次(もくじ)
星兼太外野手って、どんなプレーヤー?
- ポジション:外野手
- 利き手など:左投げ左打ち
- 身長・体重:177cm・73km
- 所属 :日本文理高校(新潟)
- 経歴など :リトルシニア日本代表
- 出身 :新潟県見附市
中学時代には、リトルシニアの日本代表として
全米選手権に出場し、そこで日本チーム唯一の
ベストナインに選出された経験もある、星選手。
日大三(西東京)や、浦和学院(埼玉)の誘いも
受けましたが、地元・新潟県の強豪、
日本文理高校に進学すると、1年生から試合に出場。
長打力とミート力を兼ね備えた、
左の強打者として、チームを引っ張り続けています。
2年生の夏の甲子園で、佐野皓大投手(大分高)
から放った、ライトスタンド中段に飛び込む
特大ホームランは、衝撃的でしたよね^^
ちなみに、佐野投手は2014年の
ドラフト会議で、オリックス・バファローズから
3位指名を受けています。
星兼太のバッティングを、動画でチェック!
で、そんな星兼太選手のバッティングフォームを
おさめた動画が、こちら。↓
この動画以外にも、さまざまな試合での
星選手のバッティングをチェックしていて、
一番印象に残るのは…
外角の球を、キレイにとらえて、
レフト方向に長打を放つ場面。
しかも、ボールを素直に打ち返すのではなく、
内角・外角関係なく、力強いスイングで
思い切り打ち抜いているのが、ポイントです。
昔、読売ジャイアンツやメジャーリーグの
ヤンキースなどで活躍した、松井秀喜さんが、
「外角の球を、レフト方向に引っ張る」
という、独特な言い回しをしていたのを
覚えていますが、星選手の外角球の打ち方は、
まさにそんなイメージですね^^
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星謙太の、今後の課題は?
で、高校生レベルなら、もう文句なしに
超一流バッターといえる、星選手ですが、
これから先、もっと上を目指すなら、
- スイングの始動が遅い
- 内角球に差し込まれやすい
この2つが、課題としてあげられます。
課題1. スイングの始動が遅い
星選手の、バッティング動画を観ていて、
気になった課題の1つが、この(スイングの)
始動の遅さ。
具体的には、相手ピッチャーが上げた足
(=軸足とは逆の足)を、前に踏み込んでいく
あたりから、タイミングを取り始めています。
これだけ始動が遅いと、高校生レベルの球なら
まだしも、プロの速くて重いストレートを
打ち返すのは、至難のワザ。
もう少し、スイングの始動を早め、
ゆったりとタイミングがとれるようになると、
さらにスケールの大きい打者になれるはずです^^
課題2. 内角球に差し込まれやすい
そして、もう1つの課題が、外角の球を
強く打ち返せるのとは裏腹に、内角球に
差し込まれやすそうな、打ち方をしていること。
具体的には、スイングに入る直前に、
右肩が、グッと内側に入り込んでしまうので、
スムーズにバットが出てきていません。
これも、高校生レベルであれば、
特に大きな問題は顕在化しないまま、
バッティングを、続けられるでしょうが…
さらに、上のレベルで活躍をしようと
思ったら、まだまだ改善の余地がありますね。
それでも、星兼太選手には期待したい!
で、こういった課題の内容や、
走塁や肩に関しては、決して飛びぬけた
能力の持ち主ではない、ということから…
星選手に関しては、高卒でプロ入りするよりも、
大学or社会人に進んで、そこでレベルアップを
図るべき、という声も少なからずあります。
でも、個人的には星選手には、高校から
そのままプロに進み、数年後、外野の定位置を
ガッチリとつかみとることを期待したいですね。
というのも、最近は、高卒外野手が
プロの舞台で活躍するのをなかなか見ないため、
星選手に、ぜひともそれを実現させてほしいから。
高校から外野手で、そのままプロ入りし、
レギュラーをつかんだ選手って、
意外と少ないんですよね。
自分の頭に、
パッと浮かんでくる範囲だと、
- 前田智徳(熊本工→広島)
- 多村仁(横浜高校→横浜)
- 栗山巧(育英→西武)
こんな感じでしょうか。
他は、高校時代別のポジションをやっていて、
プロ入り後、外野に転向したり(ex.福留孝介)…
大卒・社会人出身で、プロ入りしたり
(ex.高橋由伸・長野久義)というパターンが
多いんです。
ちなみに、まだまだこれから
(=若手)という、高卒でプロ入りした
生粋の(?)外野手には、
- 高橋大樹(龍谷大平安→広島)
- 上林誠知(仙台育英→ソフトバンク)
といった選手がいます。
と、最後は少し本題から外れ気味の
話になってしまいましたが…
星選手には、ぜひ高卒でプロ入りし、
打てる外野手として、活躍してくれることを
期待したいと思います!
なお、今回ご紹介した星くんのほかにも、
高校生には、将来が楽しみなドラフト候補が
たくさんいます!
以下の記事で、そんなドラフト候補の選手たちを
ランキング形式でご紹介していますので、
ぜひ、この機会にチェックしてみてくださいね^^
⇒2015年のドラフト候補ランキング(高校生編)を
チェックするには、こちらをクリック!